高知ならでは?!元気なニワトリが生む“ユズ”がふわっと香るたまご。
ユズが香る新感覚たまご。その感動を生むこだわり
高知龍馬空港から車で20分ほど。自然に囲まれた高知県南国市の農場で、手塩にかけてたまごを生産する「ヤマサキ農場」。食べるとユズの香りがフワッと広がる新感覚のたまご「ゆずたま」を販売しています。1953(昭和28)年に祖父が創業した農場を現在受け継いでいる山崎吉恭さん・由紀夫さん兄弟にお話をお聞きしました。
一番のこだわりはニワトリのエサ。健康なニワトリから美味しいたまごが生まれる
「健康なニワトリが、良いたまごを生む」という祖父からの教えを守り、創業以来こだわっているのがニワトリのエサ。厳選素材を自家配合しており、例えばトウモロコシなら非遺伝子組み換えで、ポストハーベスト農薬不使用のものしか使いません。また、たまごは75%が水分で生成されているので、水にもこだわりマイナスイオン濃度の高い「電子イオン水」を与えています。それによって、元気なニワトリから、白身ににおいが少ない生で食べても美味しいたまごが生み出されています。
ユズ皮を与えて生まれた「ゆずたま」。塩で食べるたまごかけご飯は絶品!
そんな同農園で注目を集めているたまごが「ゆずたま」です。開発のきっかけは、由紀夫さんの友人が「生たまごは臭くて食べられない」と言ったことでした。それまでエサ・水・飼育環境にこだわって臭みのないたまごを作り続けてきた評価と自負があっただけに、由紀夫さんはその一言を見過ごせなかったといいます。
「誰もがおいしいと喜ぶたまごとは、何か?」 探求し続けるなかで、ニワトリのエサに馬路産のユズ皮を配合しようとひらめきました。そして、2013年に誕生したのが臭みがないだけでなく、ほんのりユズが香る新感覚のたまご「ゆずたま」です。たまごかけご飯なら塩だけで絶品に! 生卵は食べられないと言っていた由紀夫さんの友人も「これはうまい!」と驚いたそう。すき焼きなどの肉料理や納豆などとも相性抜群です。
「たまごは正直。良いも悪いも全部出てきます」と語る由起夫さん。偽りなく実直にこだわるからこそ、こんなにもおいしいたまごが生まれるのでしょう。