室戸のうまいもの 特産品をまるごと高知Online Shop編集部が紹介します
ジオパークで知られる海底から大地が隆起する室戸エリア
室戸の景色は、地球の姿。
室戸の海岸で目に止まるのは、今にも動き出しそうな形や、不思議な模様が入っている無数の岩。じつは室戸は海底から大地が盛り上がり続けている場所なんです。これらの岩は隆起によって姿を現したもので、なかには数千万年の時を経て生まれたものがあります。
そんなダイナミックの自然環境と、その中で人々が築いてきた歴史や文化なども丸ごと学び楽しめるのが「室戸ユネスコ世界ジオパーク」です。
地球の動きが分かる地質や地形、さらにその場所から生まれた歴史、文化、暮らしなども丸ごと学んで楽しめる場所。室戸岬の隆起した岩の上に立つと地球の大きさを改めて感じられます。
ジオパークから「おいしい」が始まる。
「室戸ユネスコ世界ジオパーク」には様々な楽しみ方がありますが、温暖な気候と美しい海が育む“豊かな食”も魅力のひとつ。必ず食べて欲しいのは、室戸沖の特徴である深い海で獲れる金目鯛。煮る・焼く・刺身、どれも絶品です。
このたぐいまれな風土に加え、深海から授かった恵みを生かした特産品がたくさんあります。もともと海だったミネラルが含まれた滋養満点な土地で育まれた野菜たち、漁師町ならではの食文化から生まれた練り物も絶品です。
室戸のうまいもの
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金目鯛 - キンメダイ -
高知県では、西部の土佐清水市や東部の室戸沖が主要漁獲地となっています。特に、室戸沖は全国有数の好漁場になっており、西日本で最大規模です。金目鯛は実は「鯛」の仲間ではなく、水深数百メートルの深海底に生息する深海魚で、キンメダイ目キンメダイ科に分類されます。年間通して漁獲される金目鯛ですが、冬から初夏にかけて獲れるものはうま味のある脂がのっていて格別。室戸市では金目鯛を使ったご当地グルメ「室戸キンメ丼」を考案し、地元の複数の飲食店で味わうことができます。
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かまぼこ
室戸は太平洋に囲まれた漁業の町です。豊富な水産資源に恵まれ、かつおやまぐろの水揚げで漁港は活気づき、街は栄えていました。漁師たちは大型船に乗り込み、まぐろを求めて遠く大西洋の漁場に向かいました。はえ縄漁が始まると漁師たちは半日近く作業の手を止めることができず、おにぎりとてんぷらで食事を済ませたといいます。その遠洋漁業へ出る船に積み込まれたのが、昭和13年創業の山本かまぼこ店のてんぷら。自然がもつ甘みが特徴。海上は潮気が強いため、漁師たちには甘いものが求められたため、甘口の味のてんぷら(かまぼこ)が好まれ、令和となった今でも脈々とその製法と味は受け継がれているそう。
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サツマイモ
室戸市西山台地で栽培されるサツマイモ。その昔、海底であった室戸の陸地には、ミネラル成分をはじめとした海水が含まれていると言われ、特異な地質をしています。標高120m海岸段丘の台地も同様に含まれているうえ、日当たり・水はけの良い赤い土で、甘味と食物繊維の豊かな甘藷が育つそうです。春に植え、自然の恵みを凝縮して秋に掘り(9月~12月)、貯蔵熟成して甘味を増した甘藷を全国へお届けしています。貯蔵を終えた1月以降は甘みが増し、より美味しい時期を迎えます。
編集部Pickupお取り寄せ商品
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漁師町室戸の新鮮干物セット【黒潮が育んだ海の幸を贅沢詰合せ】
黒潮が育んだ海の幸を、室戸海洋深層水で仕込み、伝統の天日干しにこだわりました。
アジ、カマス、スルメイカの干物セットです。 -
ぶり照り焼きのっけ丼
室戸沖で獲れたブリを照り焼きに
脂ののったブリと甘だれで最高の丼に
高知県室戸沖で獲れたブリを厳選して使用。
生姜をきかせたオリジナルの甘だれが、脂ののったブリと相性抜群です。
おにぎりや炒飯にもおすすめです。 -
室戸産ポンカンジュース(2本入り)
果汁100%のポンカンジュース。添加物は不使用で、ポンカン本来の味をそのまま味わえます。
美味しいポンカンジュースにする為、インライン搾汁をいう方法で実の部分だけをジュースにしています。そうすることで皮の苦みやえぐみ少なく、ポンカン本来の甘味と酸味をたのしめます。