坂本龍馬にも愛された、全国的に珍しい幻の「シャモ」が高知県に
坂本龍馬も大好きだった昔ながらの「シャモ」でご当地鍋を
高知県の中央部の高知県南国市。南国市のご当地グルメとして、ここ近年人気が高い「ごめんケンカシャモ鍋」。全国でも珍しい100%純血種の「シャモ」を使った鍋料理です。「ごめんケンカシャモ」の養鶏・販売・宣伝等に関わる、ごめんシャモ研究会の立花智幸さんにインタビューをさせてもらいました。
「ごめんシャモ研究会」は2008年に発足。「南国市の誇りになるようなものを自分たちでつくろう」と若手有志が集まり、いろんな意見を経てたどり着いたのが「シャモ」でした。 「南国市の才谷は坂本龍馬ゆかりの地です。坂本龍馬はシャモが大好物と言われており、龍馬さんが愛したシャモ鍋なら、南国市の美味しい野菜も使えるし、歴史的ロマンも感じられる。これでいこう!と意見が合致しました」と立花さんは振り返ります。
希少な100%純血種の幻のシャモ。純血種だから生み出される格別な味わい
当時の南国市にいたのは「ケンカシャモ」で知られる闘鶏用のシャモで食用ではありませんでした。そこで高知県畜産試験場に掛け合い、現存するいろいろなシャモの大もとと言える「大軍鶏(おおしゃも)」を80羽譲ってもらったのがはじまりでした。
「ケンカもするし、卵もおそらく産まない。成長も遅いから育てにくいよと言われましたが、何とか試行錯誤しながら育て、現在に至ります」。 と立花さん。通常シャモは、成長を早めたり肉質を柔らかくするため掛け合わせることが多いが、「ごめんケンカシャモ」は全国でも5000羽程度しか飼育されていない希少な100%純血種のシャモです。
100%純血種にこだわるのは、やはりその「美味しさ」にはかえられないから。「ごめんケンカシャモ」は、程よい弾力のある皮と、引き締まって歯ごたえ抜群、旨味がたっぷり詰まった身が特長です。「全国のいろんなシャモを取り寄せて食べてみましたが、うちのシャモが一番!と私は思っています」と立花さんは語ります。
坂本龍馬が食べ損ねたシャモ鍋で「ごめんケンカシャモ」の旨みを味わい尽くす
おすすめの食べ方はやはり「シャモ鍋」。坂本龍馬は京都近江屋で亡くなる直前に、大好きなシャモを使った「シャモ鍋」を食べようとしていたのだとか。鍋にするとスープにシャモの旨みが溶け出し、締めも待ち遠しくなる絶品鍋になります。また、お肉の味と歯ごたえがストレートに感じられる「シャモ焼き」もぜひ試してほしい食べ方。
今では生産が追いつかないほど全国から注文があるという「ごめんケンカシャモ」。時間と愛情をたっぷりかけて育てられた美味しさを、ぜひ家庭でも味わってみてください。
編集部Pickupお取り寄せ商品
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シャモ鍋セット(4人前)【噛むほどにあふれる旨味と抜群の歯ごたえ】
全国でも珍しい100%純血種の軍鶏を広い鶏舎で放し飼い。
地場産のお米や野菜などを配合した独自の餌で通常より約1〜2ヶ月長く育てた軍鶏は、歯ごたえのある肉質が特徴です。坂本龍馬が最後に食べ損ねたシャモ鍋をご自宅でお楽しみください。
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シャモ焼きヤキ(2人前)【噛むほどにあふれる旨味と抜群の歯ごたえ】
全国でも珍しい100%純血種の軍鶏を広い鶏舎で放し飼い。
地場産のお米や野菜などを配合した独自の餌で通常より約1〜2ヶ月長く育てた軍鶏は、歯ごたえのある肉質が特徴です。たくましく育ったシャモの肉をジュジュっと焼いて、相性抜群の「塩と山椒」で食べる高知県の新しい焼肉ギフトセットです。