標高850メートル。きれいな水と澄み切った空気、抜群の環境で育った「あめご」
吉野川源流域の美しい天然水と、高知の澄んだ空気で育つ「あめご」
標高約850メートル。愛媛との県境にあたる、高知県吾川郡いの町寺川地区、居住区のさらに山深くにある白猪谷に「吉野川源流あめごセンター(森の中の魚屋さん)」はあります。白猪谷は吉野川、仁淀川、加茂川といった美しい川に多くの水を供給するところです。「吉野川あめごセンター」は、吉野川源流域の美しい水で育ったあめごを、鮮魚や炭火塩焼き、甘露煮などに加工・販売しています。そんなあめごの美味しさについて、土本隆司さんにお話をお聞きしました。
綺麗な水で育つ「あめご」は、クセがなく、まさにクリーンな美味しさ
「吉野川源流あめごセンター」は、元々は30年ほど前に地元の有志が立ち上げた養殖場で、長らく休業状態だったところを2015年に土本さんが復活させ、現在約3万匹のあめごが元気いっぱい育っています。
「高知といえば鮎が有名で、あめごはどちらかと言えばマイナーな魚。でも子どもの頃から慣れ親しんだこの美味しさをもっと多くの人に知ってほしいと思い、養殖場を復活させました」と土本さん。 あめごはとてもデリケートな魚ですが、低い水温の川から水を引き、自然の環境を活かしたこちらのセンターでは、あめごが病気にかかることはほとんどありません。また生活排水もなく、専用の餌を食べて育っているため、生臭さやクセが一切ないのも大きな特徴。まさにクリーンな美味しさが楽しめます。
そして、水揚げしたあめごは、すぐに併設の加工場に持ち込み、すぐに下処理を行います。鮮度が高い状態で下処理を行うことで、美味しさを保つことができます。
引き締まっているのに火を通すと柔らかな身。旨みが凝縮される炭火で塩焼きがおすすめ
「ここは標高が高いため、人間でいう高地トレーニングをあめごは毎日しているようなもの。身が引き締まって、それでいて火を通すとふっくら柔らかくなり、本当に美味しいんですよ」と、土本さんは語ります。その言葉を実感できるのが塩焼き。約2時間かけて炭火でじっくり焼き上げられた身は柔らかく、また骨や尻尾まで食べられるのも醍醐味です。
日々の管理から調理、商品を出荷するところまで、全て1人で行っているという土本さん。繁忙期は多忙を極めますが、全ては「この美味しさを1人でも多くの人に知ってもらいたい」という想いから。愛情をたっぷり注がれた高知の山育ちのあめご、ぜひ食卓で 楽しんでください。
編集部Pickupお取り寄せ商品
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あめご塩焼きセット【芳香な香りとほくほく柔らかな身が絶品】
漢字で書くと「雨子」「雨魚」「天魚」となり、初夏や梅雨の時期に多く釣れるのでこの漢字がついたと言われます。
ここでは、低温で自然に近い環境で育てており、身が引き締まってるのが特徴。また無農薬のゆずを配合した独自の飼料で育て、全く臭みもありません。
川魚が苦手、という方の理由の多くが「少し臭みがある」「骨が多くて食べづらい」などかと思いますが、ここのあめごは骨も驚くほど柔らかいので安心です。
※焼き方は「炭火」が最もおすすめですが、「ガス火」や「電子レンジ」などでも美味しくいただけます。 -
あめごまるごとセット(塩焼き・甘煮・燻製・カラアゲ)
森と清流が育てた川の恵み。あめごを4種の料理で堪能!
塩焼き以外でも、甘煮や燻製など様々な味わいを楽しめる詰め合せ付が嬉しい。
清らかな吉野川源流の水で育てた、ふんわりした食感と豊かなうまみが自慢のあめご(あまご)。塩焼き、唐揚げ、甘煮、燻製と、バラエティ豊かな味わいでお届けします。